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2019年06月

あいち平和行進ニュース - 2019 No.7

非核宣言地帯 岩倉・一宮・江南を歩く
暑い中でも元気に核兵器廃絶のアピール!

6日(木)まとめ

①岩倉市役所→千秋病院→一宮市役所→江南市役所 20.7㎞
②木曽川庁舎→JRに乗車→一宮市役所 ①に合流 4.5㎞
③尾西庁舎→一宮市役所 ①に合流 5㎞
 以上合計行進参加 600人
 沿道募金 34,025円
 ヒバクシャ国際署名 178筆
④日進市→東郷町 130人

副市長と議長、副議長がともに歩く平和行進

岩倉市の出発集会には、市庁舎玄関前で開催し、副市長、議長、からそれぞれ激励のあいさつを受けました。小川副市長からは、市の平和行政を紹介、原爆パネル展、市民から集めた折り鶴を広島へ届けるなどです。とりわけ、非核平和都市宣言の懸垂幕を岩倉市で一番目立つ駅前のモニュメントに設置。「みなさんの要望にあわせて、先週設置したばかりです」との報告に歓声があがりました。愛労連知崎さんは、米国の未臨界核実験は、朝鮮半島の非核化を求める米朝会談に悪影響をもたらすことを指摘し、「一歩でも2歩でもあゆみをすすめ、世界大会を成功させよう」と呼びかけました。

出発集会には尾張健友会の青年職員が目立ち市役所玄関前は、多くの行進参加者で埋め尽くされ、署名募金隊は、総勢20名を超える人たちが、沿道に署名と募金を呼びかけました。

◆尾張健友会・病院あげての平和行進

病院では、職員あげての歓迎を受けました。北島勝仁院長は、ICANがノーベル平和賞を受賞したことを話し「平和行進こそ、ノーベル平和賞の対象だ。核兵器廃絶を大きく訴えましょう」と激励しました。また、ケアハウス入所者のみなさんが作った折り鶴のレイ(70羽×15本)が通し行進者に手渡されました。

また「手が空いてる方は一歩でも2歩でも」の呼びかけに、多くの職員が応え行進に参加してくれ、行進団一同感激し、歩をすすめました。

◆一宮市役所前 木曽川・尾西コースが合流

集会では、総合企画部長と議会事務局より歓迎の言葉がありました。各コースの紹介がされて、木曽川コースは、庁舎を10時30分15名があつまり、元気よく出発。沿道から「頑張って」の声援が届きました。尾西庁舎は、同時刻に40人があつまり出発。沿道では募金を持参し行進団を待っている市民が何人もあるなど、元気に歩んだことが報告されました。

一宮市は、被爆者の森さん、中村さんが毎年かけつけていただきましたが、今年はそれがかないませんでした。森さんからは「核兵器廃絶へともにがんばりましょう」とのメッセージが紹介されました。被爆者の高齢化を実感するとともに、その願いに応えてようと行進団で確認し合いました。

大口町の町長・議長さんからペナントと世界大会賛同署名をいただきました

◆江南市役所に被爆者2人がかけつける

市庁舎玄関口で行われた歓迎集会。あいさつをした教育長の村さんは、平和都市宣言など平和行政を紹介するとともに、広島の平和式典に小学6年生を10人(全10の小学校から各1人ずつ)派遣し、4年目を迎えていることを報告しました。被爆者の伊藤さん、金子さんからは「核兵器の惨さを、他の誰にも経験させたくない。そのためにも平和憲法を守りたい」とお話しされました。署名募金隊は、22人も参加。178筆34025円集まるとりくみに、参加者から大きな拍手が起こり集会を終えました。

◆日進市から東郷町へ 網の目平和行進

日進市は、50人。東郷町は80人あつまり、沿道に核兵器廃絶を訴えました。今年は「ピースウォーク」と書いたTシャツ30着で沿道にアピールしました。各自治体との懇談や、集会での激励あいさつが行われたことは、数年前に自治体要請を行った対応から大きく変化。やはり平和行進・核兵器廃絶は国民的な運動だと改めて実感するとりくみとなりました。


6月7日のコース

①津島市役所(8:20-9:00)
 愛西市佐織公民館(10:15-10:45)
 稲沢市新平和支所(12:00-12:50)
 稲沢市役所(15:00-15:30)
 JR稲沢駅ロータリー(17:00-17:30)
②長久手リニモ「はなみずき」駅前(9:45-10:00)
 長久手市役所(11:00-11:30)
③宝公園(10:00-10:10)
 泉楽公園(11:20)
④港北公園(13:45-14:00)
 協立病院(15:00)
⑤前後駅前広場(9:30-10:00)
 コープあいち豊明店(11:30)

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あいち平和行進ニュース - 2019 No.6

瀬戸・尾張旭・守山で核兵器なくせの声響く

5日(水)まとめ

●瀬戸市→守山コース 18㎞
 行進参加 500人
 ヒバクシャ国際署名 320筆
 沿道募金 77,559円
 折り鶴 6,000羽

平和都市宣言の街
瀬戸市から元気よく行進

瀬戸市役所の出発集会前には、新婦人の和太鼓グループ「どんまいこ」による歓迎太鼓の演奏があり、和やかな雰囲気で始まりました。
集会では、共同連絡会を代表して平和委員会の三浦さんより「平和行進は8月の世界大会につながる行動で、来年はNPT再検討会議が開かれ、世界大会もニューヨークで開かれる事が決まっています。しっかりと署名を集め、カンパも集め、守山へがんばって歩いていこう」とあいさつがありました。

また、瀬戸市長からは「核兵器のない世界、恒久平和が訪れる事を願います」と激励のメッセージをいただきました。

太田ちえこさん 被爆二世歓迎挨拶

昨年と大きく違うのは、12月17日に瀬戸市が平和都市宣言をしたことで市の職員が5人も集会に参加してくれた。市民のために働いている人が市民の活動にともに参加してもらえることが非常にうれしいこと。次の目標は市長に参加してもらうこと。長年の活動が平和都市宣言という形で未を結んでいる。まだまだこれから次世代につなぐ動きも作らなければならない。世界を平和にするためには、価値観の違う他者とも向き合わないといけない時代。声を出しながら作っていくことが大切。

尾張旭でにぎやかな歓迎

お昼には、尾張旭新婦人の方々から歌での歓迎を受け、にぎやかな昼食休憩になりました。

尾張旭市長のメッセージの代読と、花井議員より挨拶がありました。花井議員(無所属)は「25年前障がい者支援の仕事をしていた。戦争になると、基本的人権はなくなり、真っ先に障がい者にしわよせがいく、多種多様な考え方はあるが、平和な世の中をつくっていきたい」と思いを語られました。

大森休憩では、被爆者の金本さんが体験を話してくれました。74年たってもヒバクシャはいまだに苦しんでいることや、なぜ広島だったのかなど悔しい思いを語っていただきました。

金本さんは「今、世論が核兵器廃絶にむけた動きに代わろうとしている。小さな運動の積み重ねが今の動きを作ってきた。しかしまだ15000発の核兵器は存在しています。運動を継続していかなければならない、これからもがんばっていこう。」と行進団を激励してくれました。

小幡駅から盲導犬ラブラドールの「ファミュー君」も参加し、守山区生涯学習センター目指してスタート。約1時間の道のりを歩きました。

署名・カンパ隊の活躍!!

行進では、沿道や車の中から多くの方が声援を送ってくれたり、カンパをいただいたりと非常によい流れで行われていました。沿道では、10人以上のカンパ隊が民家やお店を一軒一軒ていねいにまわり署名を集めました。車の修理工場では、小銭を大きな袋につめて出していただいたりと、毎年の地道な活動が根付いていると感じた行進でした。

自衛隊守山駐屯地前で要請行動

自衛隊守山駐屯地前では、平和を求めて申し入れをしました。要望書の読み上げを保育園で働く新人職員が行いました。「要望書を読むのはとても緊張しました。読んでいて初めて気づかされたこともあり、平和についてもっと考えないといけないと思いました。」と次の世代がしっかりと考えるきっかけ作りにもつながりました。


本日 6月6日のコース

①岩倉市役所(8:30-8:50)
 千秋病院(10:10-10:30)
 浅野公園(11:15-11:25)
 葵公園(一宮市役所西 昼食 12:40-13:40)
 若年公民館(14:40)
 江南市役所(16:40-17:00)
②木曽川庁舎(10:15)
 一宮市役所(①に合流)
③尾西庁舎(10:30)
 一宮市役所(①に合流)
④コープ日進店(10:00)
 日進市役所にぎわい交流館(11:30)
 東郷ふれあい広場(13:30)
 東郷町民会館(14:30)

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あいち平和行進ニュース「あるく」   2019/06/05   あいち平和行進

あいち平和行進ニュース - 2019 No.5

4日(火)まとめ

●常滑市→知多市→東海市
 行進参加 350人
 沿道募金 28,739円
 ヒバクシャ国際署名 131筆

「核も戦争もない世界を」被爆者の願い
常滑市役所出発集会

集会の開会あいさつでは、地域実行委員会を代表し地域原水協理事長の大久保さんから、「知多半島は、日本で最も早い非核宣言をした半田市がある地域です。常滑市はまだしていませんが、平和行進を通じて知多半島5市5町で変化を作り出したい」と決意が語られました。
常滑市福祉課の課長よりあいさつを受けた後、元原水禁事務局長の竹内さんからも賛同のあいさつを受けました。竹内さんは、知多半島で行う平和のための戦争展のとりくみ状況を紹介し、「ともに核兵器のない戦争のない世界を実現させましょう」と呼びかけられました。

広島県の呉海兵団で被爆し、93才になる藤井喜平さんが駆けつけ行進団を激励しました。「私は、原爆投下後の被爆地広島の一日を見た。核のない世界、戦争のない世界をつくるために今日一日頑張ってほしい。」と力強い激励をいただきました。

粘り強い自治体要請が変化を作り出す!

知多半島実行委員会では、行進に先立って全自治体である5市5町に要請をしています。
その結果は以下の通りです。
▼「ヒバクシャ国際署名」賛同:東浦町長、武豊町長、武豊町議会議長、半田市長、半田市議会議長
▼平和行進賛同:半田市議会議長
▼世界大会支持賛同:半田市長、半田市議会議長

核兵器廃絶への願いは一緒

●知多市長と自民会派の県会議員からメッセージ
昼食は、知多市が用意した勤労会館の部屋で休憩しました。昼食後に行われた東海市に向けての出発集会では、知多市長からのメッセージが寄せられました。「平和首長会議の一員として核兵器や戦争のない平和な世界」実現への願いが総務課長より代読されました。
また、佐藤県議会議員(自民党)からも賛同のメッセージが寄せられました。佐藤議員に依頼をした中平市会議員(共産党)は、「初めてお願いした数年前、『会派は違っても核兵器廃絶への願いは一緒』と賛同してくれました。いっそう核廃絶に力を尽くしたいです」と話されました。

●今日のこの人 今野アントニオ久さん

在日ブラジル人のアントニオさんは、神奈川県から平和行進を参加するために来ました。姉の住んでいる豊川市から何日間か参加します。私の住んでいたブラジルは非核平和地帯ですが、被爆国日本こそ核兵器のない社会をつくるべきとの思いで、行進にがんばります!

☆地域ケーブルテレビ「メディアスチャンネル」から取材を受けました!


本日 6月5日のコース(瀬戸市→尾張旭市→名古屋市守山区)

○瀬戸市役所(9:30-10:15)
 尾張旭中央公民館(12:00-13:00)
 大森東島公園(14:15-14:45)
 小幡駅(15:25-15:35)
 守山自衛隊正門前(16:15)
 守山生涯学習センター(16:30-17:10)

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あいち平和行進ニュース「あるく」   2019/06/04   あいち平和行進

あいち平和行進ニュース - 2019 No.4

3日(月)まとめ

●知立市→刈谷市コース 12㎞
 行進参加 200人
 沿道募金 18,084円
 ヒバクシャ国際署名 84筆
 折り鶴 2400筆

市長も行進 行進団を激励-知立市役所前集会

知立市役所の出発集会では、市長が歓迎あいさつを行いました。市長は、「戦争を体験してない世代が、この悲惨な体験を語り継ぎ、平和について考えていかなければなりません」との想いを語り、原爆パネル展、平和を考えるお話し会、小中学校での戦争の話を聞く会などの平和行政を披露するとともに、市民から集まった折り鶴を行進団に託しました。また、知立市ではこの数年、平和行進歓迎をホームページで掲載し、核兵器廃絶を呼びかけています。心強い限りです。
出発集会では、実行委員会を代表して自治労連の平野さんがあいさつ。核兵器禁止条約の批准が23ヵ国を数えるなどの展望を示しつつ、アメリカの未臨界実験について批判。他国の実験は許さず、自国の実験は行うという差別的な態度と、実験に抗議一つしない日本政府の異常な態度について、「まだまだ運動を広げていくことが求められます」と、行進団を励ましました。

手作りの昼食に自然と笑顔に-刈谷市実行委員会

12時半を過ぎ、刈谷市の野田公園で昼食休憩。新婦人のみなさんが、全国、県内通し行進者のために手作りの昼食を賄っていただきました。もともと、お弁当や外食が多くなりがちの全国通し行進者を心配して作り出したお弁当には、ヒジキの煮物、生野菜のサラダ、豆腐などありがたいメニューが盛りだくさん。思わず「美味しい!」の声があちこちからあがります。本当に嬉しい限りです。

米軍依佐美基地の周辺めぐり

午後のコースは、米軍通信基地であった依佐美基地跡をはじめとした、行進参加者が学ぶコースがひとつの魅力となっています。休息場所となった願行寺や基地跡地では、刈谷市平和委員会串田さんが説明。1975年大みそかに3号鉄塔に登って感電死した宇都秀樹ちゃんを慰霊する「受難の像」が現在、半城土町の願行寺に安置されていることや、米軍潜水艦指令基地としての役割、また15,000人で行った「人間の鎖」行動をはじめ草の根の運動で米軍基地を撤去させてきたことを紹介しました。参加者からは「愛知に米軍基地があったことを知らなかった」との感想が寄せられるなど学びのコースとなりました。

平和行進と一緒にあゆむ刈谷市

刈谷市役所の終結集会を前に、総務部長が市長代理として行進に参加し、ともに核兵器廃絶を市民に訴えました。終結集会には、行進にも参加した総務部長が市長代理としてメッセージを代読。8月の原爆パネル展などの平和行政を紹介しつつ、「明日の世代に平和の尊さを伝えたい」と語りました。
地域実行委員会責任者の串田さんは、市要請の内容を報告。広島の高校生が描いた「原爆の絵」を借りて展示会の開催や、市が持っている原爆パネル展を市内全小学校対象に貸し出しを呼びかけるなどの懇談内容が報告されました。


●わかやまコープリレー交代します

新所原の引き継ぎから歩いてきた、和歌山市民生協の金田さんは本日が最終日。引き継ぐ、同僚の広谷さんにタスキを手渡しました。金田さんは「核兵器廃絶の市民の運動に、自治体や桜ヶ丘高校などが歓迎してくれたことに驚きました。このような自治体が広がれば平和な社会は実現できるのではないかと思いました。ありがとうございました。」と語りました。また、広谷さんは「初めての参加になります。平和のタスキを受け継げたらと思います」と語りました。


本日 6月4日のコース(常滑市→知多市→東海市)

○常滑市役所
 とこなめ市民交流センター
 名鉄大野町駅(電車で移動)
 名鉄朝倉駅
 知多市役所(昼食休憩)
 東海市公家緑道公園
 東海市役所

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あいち平和行進ニュース「あるく」   2019/06/03   あいち平和行進

あいち平和行進ニュース - 2019 No.3

今日から西三河地域! 風が爽やかな平和行進日和!
「核兵器なくそう」の声響く

2日(日)まとめ

●岡崎市→安城市コース 14㎞
 行進参加 400人
 沿道募金 19,436円
 ヒバクシャ国際署名 169筆
 折鶴 6,000羽
●豊田市コース 4㎞
 行進参加 70人

◆三河地域の各所では、今年も、あいち平和行進へ広島で被爆した岡畠修二さんからメッセージをいただき、ご披露しました。

「平和行進に参加のみなさま、大変お疲れさまです。
来たる8月6日の原水爆禁止世界大会に向けて一路邁進されていることに心から応援しております。今年もまた、暑い日が続くと思われますので、熱中症にはくれぐれもご注意ください。
私は広島で爆心地から南方2000メートルの地点で被爆しました。幸い、放射能による弊害も少なく、今年は95歳になります。
数十年前から被爆体験をもとに、安城市および近隣都市の小中学生に戦争の悲惨さ、平和の尊さについて語り続けています。声が出る限りこれからも頑張ります。
さあ、みなさん!元気に全員ゴールできるよう頑張ってください!」

◆岡崎市役所出発集会で、被爆2世があいさつ

岡崎実行委員会の木全さんは、被爆2世。広島の被爆2世として育って来た。健康に不安を感じながら、生活してきた。被爆者の願いは、核兵器のない世界。被爆者の願いは、憲法を守る一歩、被爆者の願いを実現する一歩です。
紹介された岡崎市長からのメッセージでは、核兵器や戦争のない平和な世界は、唯一の被爆国の日本国民のみならず、人類の共通の願い、私自身も、世界平和を望み、二度とあのような悲惨な戦争を繰り返してはならないと思っている。

核兵器のない世界の実現を-安城市長メッセージ

「核兵器や戦争のない平和な世界の実現は、唯一の被爆国である我が国の国民のみならず、世界人類の共通のねがいであり、私自身も心から望んでいる。
世界の恒久平和実現に向けて力強い行進をされる事をお祈り申し上げます。」
代読された、総務部長さんは行進団と共に、歩いていただきました。

今年も、豊田は夜の行進

被爆2世の大村義則県原水協代表委員からの「被爆75年の来年は、ヒバクシャ国際署名最後の年。いろいろな取り組みが予定され、NPT再検討会議が、開かれる年でもある。ニューヨークで原水爆禁止世界大会も開かれる。
今年の平和行進は、禁止条約の発行と日本政府の批准を求めてもいます。この豊田からも大きく声を挙げましょうと呼びかけました。
フィリピンから参加している、ガリレオ君は、タガログ語で平和の歌をレゲエ調に歌い、参加者から喝采を受けていました。


本日 6月2日のコース

①知立市役所
 野田公園(昼食)
 フローラルガーデンよさみ
 刈谷市役所

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あいち平和行進ニュース「あるく」   2019/06/02   あいち平和行進