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2019年6月5日

あいち平和行進ニュース - 2019 No.6

瀬戸・尾張旭・守山で核兵器なくせの声響く

5日(水)まとめ

●瀬戸市→守山コース 18㎞
 行進参加 500人
 ヒバクシャ国際署名 320筆
 沿道募金 77,559円
 折り鶴 6,000羽

平和都市宣言の街
瀬戸市から元気よく行進

瀬戸市役所の出発集会前には、新婦人の和太鼓グループ「どんまいこ」による歓迎太鼓の演奏があり、和やかな雰囲気で始まりました。
集会では、共同連絡会を代表して平和委員会の三浦さんより「平和行進は8月の世界大会につながる行動で、来年はNPT再検討会議が開かれ、世界大会もニューヨークで開かれる事が決まっています。しっかりと署名を集め、カンパも集め、守山へがんばって歩いていこう」とあいさつがありました。

また、瀬戸市長からは「核兵器のない世界、恒久平和が訪れる事を願います」と激励のメッセージをいただきました。

太田ちえこさん 被爆二世歓迎挨拶

昨年と大きく違うのは、12月17日に瀬戸市が平和都市宣言をしたことで市の職員が5人も集会に参加してくれた。市民のために働いている人が市民の活動にともに参加してもらえることが非常にうれしいこと。次の目標は市長に参加してもらうこと。長年の活動が平和都市宣言という形で未を結んでいる。まだまだこれから次世代につなぐ動きも作らなければならない。世界を平和にするためには、価値観の違う他者とも向き合わないといけない時代。声を出しながら作っていくことが大切。

尾張旭でにぎやかな歓迎

お昼には、尾張旭新婦人の方々から歌での歓迎を受け、にぎやかな昼食休憩になりました。

尾張旭市長のメッセージの代読と、花井議員より挨拶がありました。花井議員(無所属)は「25年前障がい者支援の仕事をしていた。戦争になると、基本的人権はなくなり、真っ先に障がい者にしわよせがいく、多種多様な考え方はあるが、平和な世の中をつくっていきたい」と思いを語られました。

大森休憩では、被爆者の金本さんが体験を話してくれました。74年たってもヒバクシャはいまだに苦しんでいることや、なぜ広島だったのかなど悔しい思いを語っていただきました。

金本さんは「今、世論が核兵器廃絶にむけた動きに代わろうとしている。小さな運動の積み重ねが今の動きを作ってきた。しかしまだ15000発の核兵器は存在しています。運動を継続していかなければならない、これからもがんばっていこう。」と行進団を激励してくれました。

小幡駅から盲導犬ラブラドールの「ファミュー君」も参加し、守山区生涯学習センター目指してスタート。約1時間の道のりを歩きました。

署名・カンパ隊の活躍!!

行進では、沿道や車の中から多くの方が声援を送ってくれたり、カンパをいただいたりと非常によい流れで行われていました。沿道では、10人以上のカンパ隊が民家やお店を一軒一軒ていねいにまわり署名を集めました。車の修理工場では、小銭を大きな袋につめて出していただいたりと、毎年の地道な活動が根付いていると感じた行進でした。

自衛隊守山駐屯地前で要請行動

自衛隊守山駐屯地前では、平和を求めて申し入れをしました。要望書の読み上げを保育園で働く新人職員が行いました。「要望書を読むのはとても緊張しました。読んでいて初めて気づかされたこともあり、平和についてもっと考えないといけないと思いました。」と次の世代がしっかりと考えるきっかけ作りにもつながりました。


本日 6月6日のコース

①岩倉市役所(8:30-8:50)
 千秋病院(10:10-10:30)
 浅野公園(11:15-11:25)
 葵公園(一宮市役所西 昼食 12:40-13:40)
 若年公民館(14:40)
 江南市役所(16:40-17:00)
②木曽川庁舎(10:15)
 一宮市役所(①に合流)
③尾西庁舎(10:30)
 一宮市役所(①に合流)
④コープ日進店(10:00)
 日進市役所にぎわい交流館(11:30)
 東郷ふれあい広場(13:30)
 東郷町民会館(14:30)

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あいち平和行進ニュース「あるく」   2019/06/05   あいち平和行進