◇2022年あいち平和行進の意義
「平和行進」の運動は、1958年6月20日に最初の平和行進が取り組まれて以降、65回目となる今年まで、途切れる事なく取り組まれ、参加地域、参加者数も日本での最大の草の根平和運動です。全国をつなぐ平和行進として行われる国民平和大行進となっていますが、愛知県では、かつて生協を中心として取り組んだ市民平和行進と国民平和大行進を統一して結び、一緒に歩くためにできた「あいち平和行進共同連絡会」が、「あいち平和行進」として全国の平和行進の一環で愛知県内を歩きます。
ロシアによるウクライナ侵略を一日も早くやめさせ、この機に乗じて持ち出されている「核の共有」論をはね返すため、草の根からの世論で包囲する当面の行動としても重要な意義を持っています。
被爆者、核被害者の声を全国、全世界にひろげるとともに、次世代につなぐためにも青年、子育て世代への働きかけを強め、核兵器のない世界へ行動しましょう。◇今年の行進の目標
・平和行進の原点である「原水爆禁止2022年世界大会の成功」をめざして取組ます。
新型コロナウイルス感染の防止対策を行いながら、5月6日から8月の広島、長崎をめざす全国の平和行進を受けて、愛知県内の平和行進を行います。核兵器禁止条約を力に、核兵器なくそう!のメッセージを伝え、広げます。
2021年の経験をいかしながら、工夫して取組み、愛知における「共同」での平和行進を前進させます。
・要請、もしくは懇談を県内すべての自治体に行います。
・「日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める」署名を前進させます。
・ 被爆体験の継承とともに、被爆の実相普及、被爆者援護連帯募金など、被爆者と連帯し、行動します。
・平和行進を通じて目指す3つの作戦目標
①行進ペナントを購入して核兵器廃絶の願いを書き込む~1000本作戦
※今年使われるペナントは、広島の平和記念公園にある『原爆の子の像』に内外から寄せられた「折鶴」を再生した紙でつくられます。
②折り鶴を折って、被爆者の願いを実現する~250,000羽作戦
※折り鶴は、つないだ形で届けてください。
③日本政府への署名を集めて非核の政府をめざす~10,000筆作戦