雨の中、名古屋市内に核兵器をなくそうの声が響き渡る
9日(日)まとめ
◆名古屋市内集中14コース 合計のべ112㎞
行進参加 1,800人
ヒバクシャ国際署名 139筆
◆名古屋・栄でピースアクション
あいち平和行進10日目、名古屋市内の集中行進の終結地点、栄のオアシス21でピースアクションが行われました。
被爆者からは、ヒバクシャ国際署名を、世界で数億の目標を達成するために、被爆の実相を学び、大いに地域で広げて欲しい、また、原爆症認定裁判の最高裁でのたたかいへの支援の訴えもありました。F35核攻撃機の危険性への告発を県平和委員会からありました。今年、きょうされんの全国大会が愛知で開催されることから、障がい者の仲間がうたごえ協議会のメンバーと歌を披露してくれました。アクション終了後、伏見までヒバクシャを先頭に折り鶴平和行進が行われました。
●各コースからの報告
名東・千種コース
名東区の一社を100人でスタート。今池公園で平和マラソンの参加者とエールを交換し、一致団結して歩みをすすめました。新栄町では、アメリカ国籍の若い女性が「核兵器廃絶への想いは一緒です。参加してもいいですか?」と飛び入り参加。他にも障がい者施設で働く男性も飛び入り参加しました。
昭和区コース
区内のいくつかの保育園の職員が参加し、若い参加者が目立ちます。今年から新たに参加した園の参加者は、ハトの絵に核兵器なくそうのプラカードを作り参加しました。行進の最後にはプロスノーボーダーの青年が飛び込み参加。「戦争ってダメだし、核兵器はなくさないといけないと思う。平和のことをしたいと思っていたので、参加させてもらいました」と感想を語っていました。
緑区コース
緑区の集会は、沢田昭二さん〈被爆者、原水協理事長〉や高井さん(被爆者、ノーモアヒバクシャ訴訟原告)があいさつ。新しいコースで人通りの多い徳重駅周辺を歩き、アピールしました。「青い空は」を歌いながら歩きました。最後は近藤昭一議員も一緒に歩きました。
中川区コース
中川区役所で集会を行い、金山まで行進しました。参加団体はタクシー会社の労働組合や年金者組合、新婦人、西部民商、障がい者の施設のメンバーが参加しました。延べ参加人数は70人で、沿道での署名の数は20筆でした。行進をしていて感じたことは、車に乗っている人からの応援が多かったことです。
天白コース
コープあいちの職員がたくさん参加していただき、若い参加者が目立つ行進となりした。障がい者が利用するホットハムは毎年参加。「戦時中差別されたことを2度と繰り返さないために参加しています」と本人、家族、職員が参加しています。コープの人たちがカレーを作ってくれたり、地域の人が植田公園でお茶出ししてくれたりと、みんなが参加する平和行進となりました。
瑞穂区コース
区内を歩き、東海共同印刷で昼食交流会を行うなど全体で62人でした。アナウンサーは新瑞福祉会の若い青年の声が街を響かせます。事前に署名と行進の案内を配布したものに対し、100通ぐらいが返信されてきました。うれしい思いを共有し、元気に行進を終えました。
熱田コース
雨も降って、参加者が減少してしまいましたが36人が元気に行進しました。出発前にうたごえの武藤さんが音頭をとって、ピースコールの練習を行ったこともあり、コールはみなさん揃って沿道のみなさんに呼びかけることができました。
平和大好きマラソン
20人が参加した、平和マラソンは、39㎞、24㎞、11㎞の3コース。今年は88才になる熱田空襲の体験者のお話を聞きながらお参りをしました。「平和でないとスポーツはできない」この想いで、今後もとりくみたいと思います。
6月10日(月)のコース
①名古屋市役所(8:10-8:30)
枇杷島公園(9:30-9:40)
清須市役所(10:40-11:10)
清洲城ふるさとのやかた(12:10-13:10)
春日庁舎(14:20-14:30)
永遠の塔(15:30-16:00)
西春駅西公園(16:30-16:45)
②大治町公民館平和の像前(8:45-9:15)
あま市甚目寺支所(10:30-10:45)
清洲城ふるさとのやかたに合流(12:10-13:10)