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あいち平和行進ニュース - 2019 No.11

雨の中でも平和の声を響かせて名古屋市役所から元気に出発!!

10日(月)まとめ

①名古屋市役所→清須市→西春駅 コース
②大治町→あま市甚目寺コース
 行進参加 300人
 沿道募金 39,500円
 ヒバクシャ国際署名 166筆

◆名古屋市役所前での出発集会

2日続けての雨模様の中の出発となりました。出発集会で実行委員会代表の知崎さんは「米国の未臨界核実験に被爆国政府として抗議しなくてはいけない。しかし、安倍首相はアメリカ政府にべったり。禁止条約賛成の政府になるよう声を上げましょう。」とあいさつされ、岡田市会議員 からは「名古屋市として戦争体験を次世代に受け継いでいくため、昨年より体験者の講演をはじめている。自衛官募集閲覧で便宜を図り、名古屋港に自衛艦入港を許すなど『戦争する国づくりに』手を貸す市政を変えましょう。」と連帯のあいさつがありました。

◆美濃路では、多くの署名募金にご協力いただきました

地元実行委員会は行進案内と署名の依頼チラシを事前に配布した影響もあり、署名募金がたくさん集まりました。沿道で募金を持って行進を待つ市民の姿がありました。「戦時中、銃を作っていたが、米国のものと比べて明らかに悪かった。戦争には勝てないと思っていた。核兵器の恐ろしさは感じる。署名をします」などの対話が広がりました。

◆清須市歓迎・市長が行進に参加

歓迎あいさつした市長は、オリンピックの聖火リレーが清須にもくることを紹介しつつ「聖火リレーをきっかけに平和のことも考える機会にしたいです」と訴えました。清須市は、毎年小学生を広島に派遣する平和事業を行っています。
被爆者の高井さんからは「被爆から74年になる。核兵器廃絶をめざし、一緒にあるいてほしい」と激励がありました。

◆昨年に続いて議長・市長のあいさつ・メッセージ

あま東部コースは、大治町公民館「平和の像」前から始まります。出発集会では、昨年に続いて議長の横井さんがあいさつ。「私も戦争を知らない世代だが、平和を推進していきたい」と述べました。
休憩地点あま市甚目寺庁舎では、行進参加者全員による要請行動が行われました。市長からは「戦争の悲惨さや平和の尊さを再認識するため、今後も平和推進事業を継続していく」とのメッセージが寄せられています。
雨にも関わらず約50人が平和行進を盛り上げました。

◆平和への願いを折り鶴に込めて

北名古屋市の永遠の塔での集会では、教育長の吉田さんから、「中学生を広島に派遣している。中学生やすべての市民に平和を守る心がさらに深まることを願っている」とあいさつがありました。
また、新婦人西春支部から、たくさんの折り鶴が届けられました。

◆名古屋市、愛知県との懇談

愛知では2015年、大津橋に「戦争に関する資料館」が作られ、県内の小中学生への「戦争の語り部」派遣の事業も始まりました。昨年18年度には、ヒバクシャの体験を聞く取り組みが一回だけですが、追加されました。
毎年欠かさず、この平和行進・秋の2回、平和問題に絞った要請行動を取り組んできたからこそ、政権や地方議会の力関係が変わっても、「①核兵器の廃絶、②戦争はあってはならない」という基本的な立場を堅持され、遅遅としながらも平和行政の前進が作り出されていることに、確信を持ちました。
なお、平和教育をすすめる学校現場ですが、若い教師が多数となる中、学び方、伝え方の工夫が求められています。


6月11日(火)のコース

扶桑町役場(8:30-8:50)
石作公園(コープいぬやま東)(10:30-11:05)
各務原市民プール横(引継集会 12:10-12:30)

あいち平和行進ニュース「あるく」   2019/06/10   あいち平和行進
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