あいち平和行進ニュース - 2019 No.9
基地のまちに平和の声をひびかせて 平和行進は行く!
8日(土)まとめ
●小牧市→春日井市(小牧市桃花台~豊山町~春日井(春日井弾薬庫))
4コース合流 勝川駅 → 春日井市役所 合計22.5キロ
行進参加 250人
沿道募金 約25,000円
ヒバクシャ国際署名 111筆
◆小牧市役所前集会
小牧市役所前での出発集会には120人が参加。勇壮な和太鼓演奏に始まり、コープあいち・平和やまぼうしの会から主催者挨拶。小牧市の課長と議会事務局長から、小牧市は、1982年に核兵器廃絶に関する決議、平和首長会議への加入、ヒバクシャ国際署名に署名している、核兵器廃絶を願う思いは一緒との激励挨拶がありました。
小牧基地申し入れ集会
小牧基地近くの川沿いで小牧新婦人がおしぼりとお茶の接待を受け休憩。すずかけ作業所からは10名の仲間が参加。「ちいちゃんのかげおくり」という絵本を題材に平和について学んだことが、報告されました。
5名の代表団が、小牧基地におもむき、集会で決議した内容について、基地への申し入れをおこないました。
その後、昭和自動車学校前で豊山コースの人達と合流。
◆豊山町コース
約20人が参加。一宮新婦人の通し行進の加藤さん、鍵井さんも参加し、集会ではこれまでの感想や思いを語ってもらいました。豊山町役場の総務課長から「みなさんと一歩一歩が平和への道となるよう、応援していきます」と挨拶がありました。
◆桃花台コース
桃花台区長会会長の小柳さんから、核大国の「抑止力論」を批判。世代を超えて世界に広がる運動が核兵器禁止条約を生み出した。そのことに確信を持とうと力強い挨拶がありました。チラシをみて参加された方も、広島の原爆ドーム近くで育った。平和のために参加した「心情的右翼です」と。
参加者は32名、年金者組合の96歳の女性が折った2000羽の折り鶴が届けられました。
◆高蔵寺弾薬庫コース
今日は行進するには風もあり絶好の行進日和の中60人の参加でスタートしました。
行進中は皆元気よく歌を歌いながら沿道の人や車の人へ核兵器廃絶をアピール。手を振ってくれる方など、外へ出てきてくれる方もいて励まされました。
高蔵寺弾薬庫では、弾薬庫のなどを申し入れし、皆で元気よく平和への想いを駐屯地へ向けてアピールしました。
◆春日井市終結集会
春日井市役所での終結集会には140名が参加。集会の冒頭は、地域のうたごえサークルの方の歌で始まり、会場も提供していただいた春日井市の総務部長さんは、半世紀をこえる活動に敬意を表します。春日井市は、2015年に平和都市宣言を行った。様々な機会をとらえて平和のための取り組みを行っていくと話されました。日本共産党議員団から、F35戦闘機の危険性、憲法9条改憲を阻止しようと訴えがあり、被爆者の水野さんから、ヒバクシャ国際署名は世界で数億の目標で取り組んでいる、これまでのやり方をこえた取り組みを行おう、癌を患った被爆者が限られた命で何ができるかと問いかけ、署名を3000筆近く集めていることを紹介されました。国際青年リレー行進者のガリレオさんから、青年こそが平和をもたらす主体であると力強く呼びかけられました。