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2019年6月3日

あいち平和行進ニュース - 2019 No.4

3日(月)まとめ

●知立市→刈谷市コース 12㎞
 行進参加 200人
 沿道募金 18,084円
 ヒバクシャ国際署名 84筆
 折り鶴 2400筆

市長も行進 行進団を激励-知立市役所前集会

知立市役所の出発集会では、市長が歓迎あいさつを行いました。市長は、「戦争を体験してない世代が、この悲惨な体験を語り継ぎ、平和について考えていかなければなりません」との想いを語り、原爆パネル展、平和を考えるお話し会、小中学校での戦争の話を聞く会などの平和行政を披露するとともに、市民から集まった折り鶴を行進団に託しました。また、知立市ではこの数年、平和行進歓迎をホームページで掲載し、核兵器廃絶を呼びかけています。心強い限りです。
出発集会では、実行委員会を代表して自治労連の平野さんがあいさつ。核兵器禁止条約の批准が23ヵ国を数えるなどの展望を示しつつ、アメリカの未臨界実験について批判。他国の実験は許さず、自国の実験は行うという差別的な態度と、実験に抗議一つしない日本政府の異常な態度について、「まだまだ運動を広げていくことが求められます」と、行進団を励ましました。

手作りの昼食に自然と笑顔に-刈谷市実行委員会

12時半を過ぎ、刈谷市の野田公園で昼食休憩。新婦人のみなさんが、全国、県内通し行進者のために手作りの昼食を賄っていただきました。もともと、お弁当や外食が多くなりがちの全国通し行進者を心配して作り出したお弁当には、ヒジキの煮物、生野菜のサラダ、豆腐などありがたいメニューが盛りだくさん。思わず「美味しい!」の声があちこちからあがります。本当に嬉しい限りです。

米軍依佐美基地の周辺めぐり

午後のコースは、米軍通信基地であった依佐美基地跡をはじめとした、行進参加者が学ぶコースがひとつの魅力となっています。休息場所となった願行寺や基地跡地では、刈谷市平和委員会串田さんが説明。1975年大みそかに3号鉄塔に登って感電死した宇都秀樹ちゃんを慰霊する「受難の像」が現在、半城土町の願行寺に安置されていることや、米軍潜水艦指令基地としての役割、また15,000人で行った「人間の鎖」行動をはじめ草の根の運動で米軍基地を撤去させてきたことを紹介しました。参加者からは「愛知に米軍基地があったことを知らなかった」との感想が寄せられるなど学びのコースとなりました。

平和行進と一緒にあゆむ刈谷市

刈谷市役所の終結集会を前に、総務部長が市長代理として行進に参加し、ともに核兵器廃絶を市民に訴えました。終結集会には、行進にも参加した総務部長が市長代理としてメッセージを代読。8月の原爆パネル展などの平和行政を紹介しつつ、「明日の世代に平和の尊さを伝えたい」と語りました。
地域実行委員会責任者の串田さんは、市要請の内容を報告。広島の高校生が描いた「原爆の絵」を借りて展示会の開催や、市が持っている原爆パネル展を市内全小学校対象に貸し出しを呼びかけるなどの懇談内容が報告されました。


●わかやまコープリレー交代します

新所原の引き継ぎから歩いてきた、和歌山市民生協の金田さんは本日が最終日。引き継ぐ、同僚の広谷さんにタスキを手渡しました。金田さんは「核兵器廃絶の市民の運動に、自治体や桜ヶ丘高校などが歓迎してくれたことに驚きました。このような自治体が広がれば平和な社会は実現できるのではないかと思いました。ありがとうございました。」と語りました。また、広谷さんは「初めての参加になります。平和のタスキを受け継げたらと思います」と語りました。


本日 6月4日のコース(常滑市→知多市→東海市)

○常滑市役所
 とこなめ市民交流センター
 名鉄大野町駅(電車で移動)
 名鉄朝倉駅
 知多市役所(昼食休憩)
 東海市公家緑道公園
 東海市役所

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あいち平和行進ニュース「あるく」   2019/06/03   あいち平和行進