6月10日 平和行進11日目
歴史と伝統・感動あふれたあいち平和行進
6月10日(木)のまとめ
●岩倉市役所~千秋病院~一宮市役所葵公園~江南市役所~大口町役場
◆参加者のべ 125人 ◆ペナント結集 75本 ◆折り鶴 26677羽
◆「日本政府に署名・批准求める」署名 305筆 ◆募金 77686円
10日の行進のスタートは岩倉駅噴水前で集会。尾張健友会の渡辺さんの司会で開始。久保田市長と伊藤議長の世界大会支持賛同署名と「日本政府に求める署名」がいただけたと紹介があり大いに励まされました。そして署名・カンパ・ペナントの授与式を行い、参加団体から次々スピーチしながらスタンディング。新婦人・年金者組合・尾張健友会・岩倉9条の会から「平和が大好き」「平和でなきゃ生きていけない」「地道に活動を続けたい」などと訴えました。
10時からは千秋病院駐車場で37人が集まって集会。千秋病院の暮らし平和委員会の上平さんが「核兵器禁止条約発効は私たちを大きく励ましてくれています。日本政府に条約への参加を迫りましょう。参加できなければ参加する政府を私たちの手で作りましょう。」と力強い挨拶に一同大変励まされました。そのあと手に手に持ち寄った折り鶴・ペナント・募金授与後、記念撮影をして、近くの交差点に行ってスタンディング。千秋病院で作った大きな横断幕を掲げ道行く人や車にアピールしました。
12時からは、一宮市役所横の葵公園です。一宮市役所総合政策部の長谷川さんからご挨拶をいただきました。「一宮市は、1945年7月に二度も空襲を受けた経験から、平和のための取り組みに力を入れてきました。当市は、世間に先駆けて平和都市宣言を行っています。またこの7月には、26年前の小学生がこしらえて埋めた平和のためのタイムカプセルを開ける行事を行います。」と大変興味深いお話をいただきました。
今回は、どこでも折り鶴が非常にたくさん届けられます。ここでは、大変小型の整然とそろった鶴や、チラシから折り重ねられた鶴などユニークな千羽鶴も混じっていました。
江南市役所では教育長の歓迎と激励のあいさつに続いて、被爆者の伊藤さんのお話が大変胸を打ちました。「原爆で9人の家族が6人殺されて3人で生きてきました。病気がちで大変苦しいです。今愛知県には1700人の被爆者がいますが、毎年100人ずつ亡くなっています。私たちのような苦しい人生を誰にもしてほしくありません。政府に核兵器禁止条約への参加を求めたいんです」と切々と訴えました。
今日のいい話
太陽がじりじり照りつけ今年最高の暑さとなった10日。平和行進もいよいよ最終版。一宮市役所横の公園には全く日影がなく猛暑の中での集会。しかし参加者はとても元気で保育園時代に組合役員を一緒に頑張った仲間との出会いや、出身校の話にも花が咲くなど暑さを忘れる瞬間もありました。集会後の昼食は豪華な一宮市役所の11階の食堂で、全員冷やしうどんやとろろうどんで火照った身体をしっかり冷やしました。