知立市、刈谷市 共に市長からメッセージが寄せられる 依佐美鉄塔跡では、ミニ平和行進でアピール
6月3日(木)のまとめ
●知立市役所~知立団地~刈谷市願行寺~依佐美鉄塔跡フローラルガーデン~刈谷市役所前セントラルパーク
●日進市にぎわい交流館周り~同交流館で集会
以下は、知立・刈谷分のみ。日進のまとめは別途
◆参加者のべ 112人 ◆ペナント結集 35本
◆折り鶴結集 11760羽 ◆募金 20873円
6月3日、知立市役所でスタート集会。職員の方々ともに林郁夫知立市長が参加して、あいさつをしていただきました。ペナント、折り鶴も市長自ら平和行進団に手渡していただき、また、市議会議長からもペナントを購入していただいた事が紹介されました。日本共産党の牛野市議があいさつ。また、新婦人知立支部、知立九条の会の代表のあいさつもありました。
市役所を後にした行進団は、宣伝カーで知立団地の中をアナウンススポットを流しながら宣伝して走りました。さらに、近くの青木スーパー前で、宣伝カーを止めて買い物の市民のみなさんに、核兵器禁止条約で世界と日本が変わる展望を、同乗した大村義則県原水協事務局長が訴えました。
刈谷市の平和行進実行委員会では、受難の像(説明は下記参照)が安置されている願行寺を現地のみなさんと行進団で「お参り」しました。
その後、米軍依佐美基地の鉄塔跡のモニュメントがあるフローラルガーデンに移動。長らく、刈谷の平和運動が取り組んできた米軍基地撤去の活動を振り返りました。
さらに、「平和行進したい!!」の思いで具体化された「ガーデン内」の数百メートルの園内行進を行いました。行進の際には、県の実行委員会が作成したアナウンススポットをハンドマイクで流しながら歩きましたので、公園内で遊んでいた親子ずれのみなさんが手を振って応援してくれなど、注目を集めていました。
この日の終結集会は、刈谷市役所横のセントラルパーク。刈谷市長のメッセージを総務部長が携えて参加、代読していただきました。日本共産党の山本市議、牛田市議のあいさつなど、多彩なとりくみとなりました。
今日のいい話
◆刈谷市願行寺に安置されている「受難の像」のお地蔵さん。元は、米軍依佐美基地の鉄塔のフェンスに沿った場所に建てられていました。高圧電流の流れる鉄塔に、触れて亡くなった児童(1974年)を悼んで建てられたものです。基地が撤去されたあと、地元のみなさんの運動もあり、願行寺さんが安置してくれました。
◆刈谷市役所横の終結集会には、沢田昭二先生が参加。自らの被爆体験を語ってあいさつ。参加者一同、感動し、核廃絶の思いを一層強くしていました。