6月9日 平和行進10日目
《非核都市宣言ギンザ》を行く尾張南部の平和行進
6月9日(水)のまとめ
●津島市役所~愛西市役所~稲沢市役所~蟹江町役場
◆参加者 のべ160人 ◆ペナント結集 96本 ◆折り鶴 29700羽
◆「日本政府に署名・批准求める」署名 30筆 ◆募金 35670円
津島市の集会には、40人の市民が参加。市側からも10人の職員が平和行進を出迎えました。
「核兵器禁止条約の発効で一人一人の命と安全を最優先することを目指す時代に入った。」との杉山津島革新懇代表の開会あいさつで始まった集会では、次いで日比市長があいさつ。「一瞬のうちに世の中や、市民の生活を変えてしまう核兵器をなくすことの必要性を訴えるものとして、1982年3月に核兵器禁止都市宣言を採決しました。この精神を実行するため平和のつどいを行っています。コツコツ続けることで地球が長く存続することを願っています」と語りました。加藤議長は「その精神に則り、これからも努力を続けます」と述べました。
その後、市長・議長を先頭に市役所敷地内を行進。その後今市場交差点でスタンディングし、行きかう市民や車にアピールしました。
毎年、たくさんの折り鶴が寄せられる稲沢市。今年も各団体から2万4千羽が寄せられました。70人が参加した市役所前での集会では、加藤市長が「唯一の被爆国として禁止条約に参加すべきと思っているが、世界的にはまだまだ核兵器をなくすまでには至ってない」と世界の現状に触れ「《非核平和都市宣言》自治体として、平和展など平和活動にこれからも取り組んでいきたい」と挨拶。木村議長は「平和憲法の精神を市民生活に反映することが大切」と語りました。
愛西市は文化会館ロビーで歓迎会開催。市民と市側から合わせて35人が参加。日永市長がメッセージを寄せ代読されました。その中で「2005年9月に《非核平和都市宣言》後、毎年8月に行う平和祈念週間(8月6日~15日)での《原爆と人間パネル展示》をあげ「広島や長崎の悲劇を繰り返さない、武力で人の命が失われることがない世界を願います」との思いを寄せました。また島田市議会議長は「被爆の事実を後世に伝えていかなくてはならない」と語りました。
地元からは、年金者組合の水野寿里さんが「平和学習の地道な活動こそが大事で、市民の一人として頑張りたい。来年こそはコロナを超えて、愛西市を平和行進したいと思っています」と希望を語りました。